ベランダから悪臭がすると思ったら糞のようなものが、といった経験はあるでしょうか?
もし当てはまる人がいらっしゃるなら、それはハクビシンのものかもしれません。
今回はそういったハクビシンによるベランダ周辺の困りごとについて、書いていきたいと思います。
獣種を確認しよう
ベランダの排水溝などに糞をされて毎日臭いに悩まされてるといった方は、まず犯人となる動物の特定を行いましょう。
ハクビシンの糞の形状は猫に近いです。
また、家の中に住み着いているものであれば糞から臭いがします。
ハクビシンだと疑われたら、次は侵入ルートを特定してみましょう。
ベランダのわきにジャンプして飛び移れそうなものはないか探してみてください。
立木、雨どい壁に立てかけている木材などがあると、簡単に侵入を許してしまいます。
ジャンプして飛び移れそうな場所を見つけたら、今度は足跡を探してみましょう。
足跡を見てハクビシンかアライグマかを判別します。
足跡に爪痕があればその獣はアライグマである可能性が高いですが、ない場合はハクビシンである可能性が高いです。
また、足跡の周りに果実の種があったらその2種類のどちらかであると特定できるでしょう。
体格の近いイタチは肉食ですので、カキなどの果物は食べないからです。
またタヌキやアナグマは2階より高いところにはめったに上がってこないので外しても構わないでしょう。
対策について
ハクビシンが住み着いてからでは業者を呼ぶなどして追い払うしかないですが、それ以前であればベランダに細工をしておけば、ある程度は予防できます。
方法としてはベランダに柵を設け、物理的に入れないようにする。
また、特定のところに糞をされるのであれば、その場所に灯油などをしみこませた布を置いてマーキングした箇所に細工をするなどの方法があります。
なお自分で勝手に駆除するには免許がいるので気を付けてください。
まとめ
ハクビシンの侵入ルートを確保できても、住み着かれてしまったらなかなか厄介なところもあります。
少しでも家の周辺に異変を感じたら、対策を講じるよう心がけていきましょう。