ハクビシンの子供を保護することになった、ハクビシンを飼ってみたいという方もいらっしゃると思います。
しかし、犬、猫ほど飼育方法も確立されておらず、そもそも人になつくかどうかも分からないと思うかもしれません。
そういった不安を少しでも取り除けたらと思い、今回は記事を書かせていただきます。
ハクビシンを飼うには
ハクビシンを保護、もしくは飼育するといった場合お住いの県庁に申請が必要となります。
相談する部署は野生動物保護担当を行っている部署で、各地によって名称が異なると思いますのでこのような業務を行っている部署を参考に探してみてください。
晴れて飼育の許可が下り、飼えることになったが病気をしてしまったという場合は、契約のある獣医で診察を受けることをお勧めします。
また、基本的には野性味が強い動物ですので人馴れしてしまうと作物を荒らすことがありますので、できれば最後まで責任をもって飼ってあげたほうが周囲にも良いでしょう。
ハクビシンの食生活について
ハクビシンは春先に生まれ夏には野生で生きていけるような生活をしています。
そのため生まれたばかりから3ヶ月は食事を子供用に配慮してあげましょう。
まず生まれたての時期はジャコウネコ科の生き物ですので、猫用のミルクなどをあげましょう。
歯が生えてきたら離乳食として、熟れたバナナやミカンの身の部分をあげてみましょう。
もし食べてくれないのであれば、市の鳥獣保護員の方に相談してみたほうがいいかもしれません。
3ヶ月が過ぎ、離乳食がいらないなと思ったら残飯や果物などをあげてみましょう。
基本的に昆虫や木の実、ネズミなど雑食ですので何でも食べます。
ハクビシンの人懐っこさ
ハクビシンは野生のものであればそう簡単になつきませんが、子供のころから飼育すればとてもなつきます。
ですから、飼うのであれば幼少の時から飼うのをお勧めします。
まとめ
意外なことにハクビシンは野生動物の中では飼いやすい部類に入るのです。
幼少のころから育ててあげれば、そのかわいらしい見た目通りの反応を見せてくれるでしょう。
においなどが気になるようでしたら、食生活を果物中心にしてあげると糞尿のにおいを抑えられるかと思います。