ハクビシン、タヌキ、アライグマ、いずれも胴長で似たような体系と見た目をしているため、区別がつかないという人もいらっしゃるかと思います。

また、ハクビシンなどは民家などに住み着いてしまうため駆除が必要な場合が出てくることもしばしばです。

今回はそういった生き物に対する見分け方を知ってもらいたいと思い、記事を書かせていただきます。

ハクビシンについて

ハクビシン タヌキ アライグマ 違い

ジャコウネコ科の生き物で漢字では白鼻芯と表記します。

漢字のとおり鼻筋に真っ白な体毛が生えているのが特徴です。

アライグマやタヌキの体型よりもイタチやフェレットのほうに近い体型をしています。

基本的には雑食性で、ネズミからミカンなどの果物まで何でも食べてしまいます。

集団で住み着いた時の糞は悪臭の原因にもなり、発情期などは甲高い声でなくので騒音被害にもなります。

そのため害獣として日本では駆除の対象となることもしばしばです。

タヌキについて

タヌキの特徴としては手足、目の周り、耳の縁が黒く、体型もハクビシンやイタチと比べるとやや丸みを帯びた体形をしています。

足跡は犬、猫のものに近い形をしています。

分類としてはイヌ科の動物なのでアライグマ、ハクビシンとは異なる種類の生き物であることが言えます。

よくもふもふなイメージがありますが、それは冬場の限られた期間だけで、夏になると体毛が抜け落ち、割とスリムな体型をしています。

スポンサードリンク

アライグマについて

アライグマ科という種類に分類されます。

木登りが得意で樹上で見かけることが良くあります。

とても気性が荒い外来種でハクビシンの天敵とされています。

ハクビシンよりも乱暴なのでなわばりを奪いその生息地を広げていっています。

もともとはアメリカに住む外来種で、飼育個体が脱走して日本に定着したとされていますが定かではありません。

あまりの気性の荒さで、生態系に影響を与えるので駆除の対象となっている生物です。

まとめ

どの生き物も人里に降りて餌を探すようになってきています。

それだけ彼らの住んでいる環境が破壊されてきたのでしょう。

なるべく傷つけないように対処しつつ、野生でも十分に暮らしていけるよな配慮が人間にも求められているのかもしれません。

スポンサードリンク