ハクビシンは、かつては見つかることが難しかった野生動物ですが、近年では生息域が広がり、今では日本のほぼ全域に生息しているといわれています。

本来の生息地の低い山や山林だけでなく、都市部の住宅街にも現れることがあるようです。

アスリートのような運動神経

ハクビシン 活動 時間

・ジャンプ力が凄い。垂直方向、水平方向ともに1メートル以上ジャンプ出来るようです。

・木登りが得意で、家の外壁や電柱でも登ったり出来るようです。

動きも機敏で素早いです。

下は苦手

穴は、掘らない。

上への移動は得意だけれど下への移動が得意ではないようで、山などではタヌキなどが使い古した巣穴や木の穴などを寝床にしているようです。

スルッと侵入

頭が入れる隙間ならば侵入出来てしまう。

スリムな猫ちゃんみたいです。

ハクビシンの活動時間

ハクビシンは夜行性で、活動は夜です。

警戒心が強いので、住宅などは静かな夜中に侵入されるようです。

日の出ている日中は、木の茂みや野山の中の巣穴で休み、日没後に活動します。

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性格

幼いハクビシンは人に慣れやすいようです。

しかし、大人のハクビシンは大人しくはないようで、住宅などの屋根裏に侵入されて追い出そうとしたら、ひっかかれて負傷することもあるようです。

寿命と出産

野生でのハクビシンの寿命は10年程度で、飼育されたハクビシンでは15~20年程、中には25年も生きたハクビシンもいるようです。

出産は、一年に1回もしくは2回ほどで、妊娠期間は約2カ月です。

平均2~3子出産します。

まとめ

ハクビシンは、外来種と考えられていますが、昔から日本に生息していたのでは?という説もあり、はっきりとしていません。

江戸時代や明治時代に生息したという明確な記録がなく、ジャコウネコ科の化石が見つかっていないなどのことから、明治以降に移入したのではと考えられています。(ハクビシンはジャコウネコ科の哺乳類)

雷獣(ライジュウ)という日本の妖怪で、江戸時代には知名度の高かった妖怪ですが、色々な古書に残る記述をみると、ハクビシンが雷獣と見られていたという説もあります。

ちょっとロマンチックな感じがするような・・・。

ハクビシンは近年では害獣としての認知度が高まっていますので、性質などを知ると対策に繋がると思います。

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