ハクビシンはジャコウネコ科の哺乳類の野生動物です。

漢字では「白鼻芯」と書き、その名の通り、顔の中心にある額から鼻にけた細長い白い模様が特徴です。

外来種と考えられていますが、江戸時代、明治時代に生息したという確実な記録がないことから、特定外来生物には入っていません。

ハクビシンは近年では「害獣」といわれることが多くなり、日本のどの地域でも害獣駆除の対象となっています。

日本では珍しい動物だった

ハクビシン 捕獲 処分

1943年(昭和18年)に静岡県で捕獲されたのが最初の記録とされ、次第に確認地域が増えていきました。

その当時は、見かけるのがとても珍しい野生動物でしたが、今では日本のほぼ全域が生息地です。

なぜ害獣といわれるのか

ハクビシンによる被害は大きく分けて、この2つになると思います。

  • 農作物を食い荒らす。
  • 家屋に住み着いて、糞尿、騒音の被害を与える

ハクビシンは、雑食ですが、特に果物が大好きで農家の果物を食い荒らします。(次いで野菜も食べられる)

家屋への被害は、ハクビシンが天井裏などを走り回る騒音。

そしてダメージの大きいものが、糞尿による被害です。

ハクビシンは、同じ場所に糞をする習性があるので、家屋の屋根裏、天井裏などに糞のたまり場を作ってしまいます。

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捕獲は、どのようにするのか

被害を受けて追い払うなどの対策もあるようですが、多くは捕獲することのようです。

ハクビシンの捕獲は、狩猟免許を持っていない人は捕獲してはいけません。

また、捕獲には有害鳥獣駆除の申請が必要です。

そのため、被害を受けて捕獲をする際は、役所に相談する、(対応は地域によって違います)または、専門の業者に頼むとなります。

捕獲されたハクビシン

捕獲するのは、だいたい地元猟友の方々か、業者になります。

有害鳥獣捕獲で捕獲されたハクビシンは、苦痛を伴わない炭酸ガスで処分される。

一度人になれてしまった野生動物は、捕獲して山に放しても再び人里に下りてきて被害を与える可能性が高いため、多くがそのようにされるようです。

まとめ

ハクビシンは中国や東南アジアでは、おいしく食されているようです(広東の野味料理の代表に、紅焼果子狸というハクビシンの醤油煮がある。)

日本人でも食べた人の感想には「美味しかった」が多くあります。

ハクビシンの好物が果物なので、そのためかもしれません。

害獣駆除の際に捕獲したハクビシンは、捕獲者がそれを業者へ販売する事は許されていません。

しかし自分で食べたり、無償で他の人に肉をあげるのは大丈夫なので食すこともあるようですが、駆除の際は数が多く、処分となることが多いようです。

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