ハクビシンは、元々は山で棲息していたが、人里に現れ出して、人間社会に様々な害を与えるようになった。

農作物被害、騒音、不衛生さから来るダニ・ノミや病原菌の運搬などが挙げられる。

撃退、捕獲により駆除することになるが、捕獲には許可が必要である。

民間で手がうてるのは、エサを無くすることと撃退法を採用することである。

ハクビシンの特性として、雑食性である、夜行性である、木登りが得意であるが木から木への飛び移りができない、狭いところでも5㎝の隙間があれば通り抜けられる、電気ショックに弱い、垂直飛びで1mも飛べる、などがある。

これらの特性を利用して、侵入を防ぐことが出来る。

電気柵による対策

ハクビシン 対策 電気柵

電気柵は、軽い電気ショックでハクビシンを驚かして侵入を防ぐ策である。

高電圧だが定電流なので、触っても、ビリッとするだけで人体に影響はなく、ハクビシンに対してもあくまで軽い電気ショックを与えるだけなので、触っても傷ついたり気絶をしたりすることはない。

電気柵はハクビシンの鼻先が当たるように設置する。

ハクビシンは一度鼻先で柵線を触ると、その後電気 ショックを嫌がり柵に近づかなくなる。

(+)電極の電線―ハクビシンの鼻先などの体の部分―(-)電極の地面のように繋がって電気が流れる。

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電気柵の設置

電気柵は、電気出力を行う電気柵本体、電線、電源、および支柱から構成される。

地面の通電のよいところに設置し、漏電防止のために周囲の草は刈り取る。

エサになる農作物のある田畑に設置するとき、全体を囲むようにして隙間を作らない。

電線は、ハクビシンの鼻先の高さに張る。

さらに潜り込まないように下方に何本か張る。

電圧は最低4000V 必要である。

電気柵の維持管理

設置後は維持管理を行う。

そのために、定期的に電圧チェックを行う。

電線に触れているものがあれば除去する。

侵入されていないかをチェックする。

電気柵の効果

群馬県のブドウ果樹園において、電気柵設置によるハクビシンの被害がゼロになったあるいは大幅に減ったという報告がある。

まとめ

ハクビシンから農作物を守るには、田畑にフェンスを取り付けるだけでなく、電気柵の設置が有効である。

フェンスでは登ることが出来るので乗り越えられてしまう。

電柵があると上ることが出来ない。

また、電気柵の変形で、ハクビシンの登る習性を利用して、柵に登らせて感電させる装置もある。

ハクビシンの鼻先でなく、柵の上部に電極を入れる型である。

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