近年住宅街などに出没し、家屋の屋根裏などを荒らす被害が多いことからハクビシンは気性が荒いと思われる人が多いと思います。
実際のところハクビシンは、どのような性格をしているのでしょうか。
実はとても臆病な性格をしている
ハクビシンは動物、鳥、卵、果実など何でも食べてしまうほか、先ほども言ったように住宅を荒らすなど一見気性の荒い動物に思いがちですが、ハクビシンは基本的にこちらから何か攻撃をしない限り、襲ったりは絶対にしません。
むしろ特に人間の場合、ハクビシンにとって「天敵」なので姿を見たら逃げてしまうくらい臆病なのです。
他の動物に対しても同じなため、一部でささやかれている「気性が荒い説」は全くの嘘だと言うことがわかります。
気性が荒くないならペットとして飼える?
基本的に野生動物としか認定されていないため、ペットショップで販売しているお店はかなり少ないようです。
また、野生動物を飼うとなったら「生涯飼養許可」というものを役所へ提出することになっています。
また、野生動物を飼うと一時期問題となった「SARS」や「コロナウイルス」などの怖い感染症など持っている場合もあるので、必ず動物病院で検査しましょう。
また本当に飼育するとなったら、赤ちゃんのうちから飼った方が良いそうです。
アライグマと似ているから勘違い
住宅被害などハクビシンと同じように私たち人間を困らせているのが「アライグマ」なのです。
あらいぐまラスカルのイメージから「かわいい」と思う人も多いと思いますが、実際のところ真逆な性格をしているようです。
また、ハクビシンと見た目が似ていることから、勘違いしてハクビシンは気性が荒いと思った人も多いようです。
なので実際に見かけたときは絶対に触れたり声をかけないで、専門の駆除業者などに問い合わせた方がいいそうです。
ハクビシンにしても野生なので、万が一襲ってこないようにこちらからは刺激を与えないでください。
まとめ
基本的にハクビシンのように野生動物が一般的となっている動物は、気性が荒い性格をしているのが大半です。
いくらハクビシンの性格上、おとなしくて臆病とは言え安易に触ったりすると攻撃される可能性が十分にあるので、見かけたら適正な対処をしてください。