猫がけがをしていることがある、それも知らないうちにという経験がある方はいらっしゃいますか?
それはもしかしたらハクビシンの影響かもしれません。
ハクビシンは時々屋根裏から降り、魚や犬、猫を襲うといった事例があります。
今回は猫との大きさの比較を中心に、愛猫が大丈夫かどうかの基準にしていただけたらと思います。
ハクビシンの性格について
ハクビシンは基本的に気性が荒い生き物です。
特に繁殖の時期になると興奮しやすくなりますので、飼っている猫が屋根裏などにのぼり、ハクビシンと遭遇しようものなら真っ先に襲われてしまうでしょう。
ハクビシンは屋根裏に住み着くと特定のところで糞尿をしますので、衛生的にも清潔であるとは言えません。
猫が襲われてしまったら体を清潔にしてあげて、余計な感染症が起きないよう配慮してあげましょう。
体のサイズについて
体のサイズは体長が約60cm、重さは2~4キロ程度で大きな個体は5キロ以上にもなるそうです。
平均的な体のサイズから見ると猫以上、中型犬以下といったところですね。
猫との接触を避けるために
飼っている猫との接触を避けたいのであれば、やはり侵入ルートの特定や駆除などの対策が必要となってくるでしょう。
ハクビシンは木登りや綱渡りができるよう割と鋭い爪がありますので、猫が襲われてしまったらまず間違いなく怪我をするでしょう。
侵入経路がベランダなどの場合は、柵を設けるなどをすれば大丈夫だと思われます。
その他家の周りに穴が開いていないか調べてみましょう。
おおきさでいうと直径15㎝もあれば悠々と侵入してきてしまいますので、そういった穴は着実にふさいでいくようにしましょう。
また、侵入ルート周辺を草刈りや整理などをして見晴らしをよくしておくと、ハクビシンの警戒を強め近付けなくすることができます。
その他にもイノシシ用の忌避剤や石油をしみこませたものを通りそうな場所に置いておくと、嫌がって住み着かなくなります。
まとめ
ハクビシンを完全に防ぐことは難しく、猫などハクビシンに襲われてしまうような生き物がいる家庭では特に配慮しなければいけません。
日ごろから十分注意して猫と接してあげてください。